スクールでの思い出を記録しておく③【コーチングスクールin海外】

コーチング

さて2020年はマレーシアのコーチングスクールに通い始め、無事に半分以上の授業が終了しました。
ここからは2021年になってからのお話です。

再びのロックダウンで最終の授業もオンラインに

マレーシアは2020年の3月からロックダウンをして、何度か規制を緩められることもありましたが、
それも長くは続かず一時帰国も諦めたため、初めて海外での年越しをしました。

いつかはやってみたかった海外での年越しのイメージとは違い、派手に花火が上がってニューイヤー気分を味わえることもなく、日本のテレビを見てお正月を感じました。
本来であれば広場で派手に花火が上がるようですが、今年は残念です。

そんなパッとしない1月を迎え、下旬に最後の授業がありましたが、年が明けて間もなく再ロックダウンとなったため、またまたみんなとリアルの世界で会うことはかないませんでした。

アドバンス講座と最終試験

1月の講座はアドバンス講座…ということでしたが、これまでの振り返りがメインでそれに少し色をつけたような感じでした。
もちろん、1時間に1回ほどグループ分けをされてディスカッションや短いセッションをしてみたりと、プラクティス重視でした。
とはいえ、つねに誰かがディスカッションを持ち込むのでテキストも網羅していないので、進んでいなかったところも少し触ってくれていたような気がしました。

前回と大きく違うところと言えば、ICFのACSTHパスにのっとった学校なので、よりコンピテンシー(適性)についての話が増えたと思いました。

また、最終試験に向けて模擬セッションをするようになりました。
最終試験は、
①実技試験…セッションをするのとフィードバックを受けること(30分程度)
②エッセイの提出(2種類)
③プロボノ(無料)セッションのログ(もちろん有料やペアコーチング分も含めてOK)
でした。


なにが一番きついって…英語です。
これまでセッションを見てもらう、フォードバックを受けるということはしていたのですが、
①長時間英語でセッションをしなければいけない(リスニング・スピーキング力)
②エッセイは1500単語×2枚と3000単語×1枚(リーディング・ライティング力)

という、どこかの国の英語の試験を受けているような感じに…
今思うとハードですね。

ちなみに日本語はだいたい800字くらいでA4が1枚くらいの計算ですが、この2倍の感じになりますした。
なので一度日本語で文章を作ってみたら、2倍分書いておくと既定の文字数に到達した感じでした。

ちなみにですよ!
この時点での英語の感覚は前よりはいい感じでした(ざっくり)
やはり、基本的に英語に触れる機会が多いとちょっとずつ慣れてくるものですね♪

いざ、実技試験

さあ、始まりました実技試験。
実技試験だけは週をずらして実施されたので、テキストを復習したり、質問集をつくったりと対策を立てていました。

そして前日になって、セッションの順番やフィードバックの担当の先生が決定したという、どきどきの資料が送られてきました。
夫とふたりで見ていて、えー!とかこの人担当かよー!みたいなのを言って騒いでいました。
まるで期末試験のテスト範囲が発表されたような雰囲気です笑


わたしと夫は案の情別のグループになりました。
夫はマレーシア人の先生のグループ、わたしはフランス人の先生のグループです。
(オンラインなのでブレイクアウトルームで分かれるという仕組みです)
資料には、コーチ役・クライアント役・フィードバック役の3役に割り当てられていました。

ここで、わたしがえーーーと思った点は2つ。
①フランス人の先生のほうが厳しい(PCCだし)
②自分のクライアント役は、これまで一番うまくいかなかった人。

です。

この時点で夫のグループはやりやすそうな人が多く、よしいけるぞ!なんて言っていました(期末試験の雰囲気)

当日。よく考えるとラッキーなことがいくつかありました。

まず、順番です。
3番目だったので他のクラスメイトのコーチングを見てから自分の番が回ってきました。
そのため、先生のフィードバックでいいところ・こうしたらいいと思うというところをメモすることができたのです。

そして、事前にだいたいの30分の流れをイメージしたり、ストラクチャーをつくって練習していたのですが、このおかげで当日頭の中で流れが見えていました。
あとはオンラインであることを利用して、カンペを用意しました(面接みたいですね)

コーチングはモデルはあるけれども、クライアントによって対応も変わるとは思います。
それでも、見られる(評価される)項目を抑えるって大事だな~と思います。

わたしの学校はACSTHパスなので、ICFのコンピテンシー関連の項目が多かったです。
あとは、先生や学校のカラーによって変わってくると思いました。

さて、緊張しましたが30分ほどのセッションはほぼ時間通りに終了できました!
この時間を守りたい感覚は、面接官の職業病なところもありそうです笑
終わったあとにクラスメイトや先生からフィードバックをもらい、全員の実技試験が終わるまで別のルームでワークをしながら待ちます。

先にも書いたように、クライアント役になったのはこれまで一番うまくいかなかった人でした。
25時間分のプラクティスの中でずっとコーチとクライアント役をしてきた人ですが、一度もうまくいったと感じたことがありませんでした。
しかも英語も聞き取りずらい気がする。

それでも終わったときに「わたしはずっとクライアント役をしてきたけど、一番よかったよ!」と満面の笑みで言ってくれてなによりほっとしたのを覚えています。
先生からのフィードバックもネガティブなものはあまりなかったので、とりあえず終わったことにほっとしました。

一旦これでみんなと授業を共にするのは終わりです。
後日マーケティング系の授業がありますが、コーチングを学ぶのはこれで終わりです。
順次実技の結果が返ってくるのですが、それまでエッセイを準備します。

なんだかしみじみしました。
よく自分申しこんだな~とか、すごくいいジャーニーを歩ませてもらったなとか。
日本にいたら絶対に会えない人たちと勉強できて、とてもすばらしい財産になったと思います。


終わった日は夫と暴飲暴食でした笑

自由なエッセイ提出締め切り

実技試験と同時にエッセイの作成を進めていました。
英語でエッセイなんて書いたことがないので、ネット検索でエッセイの書き方を調べました…
ちなみに、こんな書き方よ~なんて例はありません。
フォーマットも自由です。
決まっているのはテーマと文字数だけです。

いやあああ、大学生以来です…
社会人になってこのエッセイを書くのって結構大変ですよね…

ここでおもしろ事件発生
実際のエッセイの締め切りは、実技試験が終わってからおよそ2週間後だったのですが、ちょうどチャイニーズ・ニューイヤーが迫っていたので、なんとマレーシア人の方からリスケ要請!(笑)
実技の結果については後に書きますが、日本人の我々は締め切りに間に合わせたのですが、締め切り日の翌日にまさかのリスケのお願い!

そして先生も快諾!笑
もう笑うしかなかったです笑
おかしいな~と思ったのですよ…わたしが提出したのは当日の夕方で「あなたが1番よ」と言われたのですから~~~(日付が変わるタイミングで出した夫が2番っぽい)

もちろんみんなリーダーシップ陣なので、忙しいのはとてもとてもとてもわかるのですが、忙しいしそれに連休もくるから明けてからでいい~?というお願いが衝撃的でした笑
それくらい、彼らにとって祝日って大イベントなんですよね。
日本なら休み返上で仕事や作業をするはず。
でも、自分にとって何が一番大事なのかを自分で判断して行動している、かつ連休はエンジョイする!という考え方がすごいな~と思いました。
自分の当たり前はみんなの当たり前ではないのです。(壮大すぎる?)

とりあえず、誰より先に課題が終わっているからいいや~と我々はのんびり過ごしました笑

さて、トータルの評価は…

実技の結果は早めに届きました。
実技試験の1‐2日後だったと思います。

こちらの結果は…合格!
うわーーーーめっちゃ嬉しかった!!
コーチングもそうだけれども、英語でパスしたことでようやく自分で自分を認められたような瞬間でした。
なお、夫は追試になってしまい再録画。
しっかりしてるな~と思いました。

この合格を受けるとエッセイにも力が入ります。
とはいえ、コーチングとはいえ言語学やグローバル文化のような話も盛り込んだので、果たしてこれでいいのかという気持ちはありましたが、どんなことを学んだか素直に書きました。

個人的にあまり集中力が続かないので、書くのも大変でしたが無事期限内に提出することができました笑

エッセイを出すと、先生からフィードバックや質問が届きました。
わたしへの質問は、ログの書き方が変だから直してね~くらいだったと思います。

ちなみにエッセイのひとつは、もうひとりの先生に一度見てもらいました。
先生超優しいから直してくれたり、書き方のアドバイスもくれた…
それでに、アメリカ帰りの友達にもチェックしてもらい、最後はDeepLとにらめっこしながら、自分が理解できる文章かどうかをチェックして提出しました。
なので、難しい単語やフレーズは使っていません。

そして、しばらくして…
合格と学校の認定コーチのオンラインバッジが届きましたー!

ちなみにこれも1等賞でした笑
夫からは半年以上、「よっ成績優秀者!」と呼ばれております(やかましいわw)

次なる展望

次はICF(国際コーチング連盟)のACCにチャレンジします。
このブログも放置し続けていたので、この項目を書いているときには提出まであと2歩くらいまで進みました。

コーチングスクールジャーニーを最後までご覧いただきありがとうございました!
こんなことをやるんだ~くらいの感じで参考になれば(海外だと参考にならないかも…)と思います。
それに、何か海外のオンラインスクールで勉強したいという方へ背中を押せたらと思います。

わたしは正直日本のコーチングスクールについてはよくわかりません。
たまに日本のコーチの方とお話しますが、ほとんどいい方です!なので、世界共通言語だとも思います。(たまにそれってどうなの?という人ももちろんいます)

なので、わたしのこの一連のお話はコーチングというより留学でわいわいしていたようにも見えるかもしれません。
それでも、わたしにとってはすごく価値のある時間でしたし、ほぼ引きこもり生活なだけあって、これだけでもマレーシアに来てよかったなと思います。

だから、もし英語が好きだったり実務経験がある方でコーチングを勉強したい方は、
世界のコーチングスクールにも目を向けてみる
のもありだとわたしは思います。


また気が向いたらコーチングについてはこちらのブログで書こうと思いますが、基本的にはnoteに書いていこうと思います。

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