ハワイと言えばたくさんの自然がありますが、
ダイヤモンドヘッドもメジャーな観光地のひとつです。
調べてみると、ダイヤモンドヘッドから
朝日が見れるということで
早起きをして行ってみました。
個人的には一番楽しかったです!
ダイヤモンドヘッドへの行き方
行き方は、タクシーやバスなどの交通機関を利用するか、
ツアーに参加します。
ツアーに参加すると、
登山の後にカイルアタウンに行けたり
朝食付きだったりと、
さまざまなプランが用意されています。
各旅行会社やツアー会社で取り扱っています。
わたしたちは、今回も自力で行くことにしました。
バス旅です。
比較的、ダイヤモンドヘッドに近いほうのホテルだったので、
15分ほどでふもとへ到着しました。
わたしたちは、The Busの2番線に乗りました。
ちなみに、登山のゲートは朝の6時からオープンするので、
それに合わせてスタートできるように出発しました。
ちょっと早めの5:30くらいに乗ったと思います。
何がテンションをあげているかわかりませんが、
たぶん時差ボケのせいもあって
早起きができました笑
早朝ということもあって、
バスの中はガラガラです。
外はまだ真っ暗で、
オレンジ色の街灯がぽつぽつと光っています。
運転手さんもわかっているのか
「ここだよ〜、あそこ行って曲がってまっすぐ〜」と
教えてくれました。
バス停からゲートまでは10分ほど歩きます。
登山ゲートまでの道のり
暗い道を進んで行くと、
ダイヤモンドヘッドのモニュメントがありました。
ここからさらに歩きます。
だんだんと山っぽくなってきたのか、
遠くに街灯が見えます。
まだ月も出ています。
こんなに早起きしたのはいつぶりだろうというくらい。
月も太陽も見れるなんて、不思議な感覚です。
ちなみに、ずんずんと登って行く途中で
ツアーのバスや車が列を成していました。
それらを追い越して、登山のゲートに到着!
暗いトンネルのようです。
到着したときは開門5分前ほどでしたが、
すでに10名ほどの外国人観光客がいました!
こういうのって外国人すばやい…
開門からのスピード勝負
そして6時に開門すると
各馬一斉にスタートといったように、
一番乗りを目指してみんな早歩き!
むしろ若干ダッシュしてる。
トンネルを抜けると、真っ暗な道をどんどん進みます。
5分ほど歩くと発券所がり、入山料を支払います(1ドル/1人)
この発券所の周りが駐車場のようで、
ここで車で来た人やツアーバスの人たちも
同時刻でスタートしていました。
バスで一緒になった日本人のおじさんグループが
早くてすぐに見失った…
しかし、なぜかここで闘志が燃えて、
日本人ツアー客なんかに負けたくないと思い、
最初は若干ダッシュ気味に。
ツアー客を20人ほどごぼう抜きし、
ほぼ先頭集団になりました。
このときは、なんで1番乗りがいいのかわかりませんでしたが、
周りに流されて必死に早歩き。
必死過ぎて写真ほぼなし!笑
とにかく早く着いて休憩したかったです。
さて、このときのダイヤモンドヘッドですが
ほぼ街灯はありません。
うっすら見える道を頼りに歩きます。
道が舗装されているところもありますが、
ほとんどでこぼこした道でした。
さらに、急な階段があったり、
歩きにくいところがあるので、
スニーカーで行くことをおすすめします。
わたしたちの登山時間は
およそ30~40分くらいだったと思います。
頂上付近になると、山道と感じさせる
ヘアピンカーブが続きます。
そして、待ち受ける心臓破りの階段…
行きは暗くてあまり見えなかったので
帰りに撮ったのですが、
急すぎて帰りに下るのも怖い急斜面です。
みんな、一度立ち止まって「え…?」と言っていました。
すごく太ももに効きます!
ご来光
そしてわたしたちは10番以内に到着。
結構がんばりました…
なんで早くいく必要があるのか
最初は理解できなかったのですが、
早く行くといい場所が確保できます。
わたしたちのあとにツアー客がやってきてたのですが、
かなりの人数で驚きました。
頂上の一歩手前の坂道にずらっと並んでいたので、
The 頂上でご来光を見るには
早く歩く必要があると思いました…!
しばらく待っていると明るくなってきて、
頂上からの眺めがはっきり映し出されます。
ワイキキビーチです。
まだ時刻は7時前。
街灯しか見えなかった暗闇から、
すこしずつ街並が現れていきます。
人も増えていきます。
とんでもない人の量になっていきます。
早く歩いてよかったです…
そして、待ちに待った朝日!
朝日が煌々とし始めたとき、
登山客からは歓声があがり拍手がわき起こりました。
だんだんと顔を出す太陽は、まっすぐ登山客を照らします。
元旦にも朝日を見ることはないし(東北なのでいつも吹雪く)、
富士山も登ったこともないし、
そこまで登山も得意じゃないし、
早朝に起きることもなかなかない。
でも、早起きして登ったかいがありました。
あたたかい光です。
初めて見るご来光にたくさんのパワーをもらいました。
ああ、来てよかったなと素直に思った瞬間です。
登山者の「そこに山があるから登る」というのを
ひしひしと感じた時間でした。
ばしゃばしゃと写真を撮って満足したら下山します。
ここがトップオブトップ。
ここにいました。
月がまだ残っています。
さきほどの急な階段をくだり
ずんずんとまた歩いていきます。
途中でいい感じのフォトスポットを発見!!
ご来光と2ショット。
逆光が、なんかおしゃれ笑
明るくなるとどんな道を歩いてきたのかがわかります。
結構ぼこぼこ!!
発券所に近くなると、舗装されていますね!
映画の舞台のような広大な土地。
行きは真っ暗でなにも見えませんでしたが、
帰りはこんな景色だったんだ〜と
じっくり眺めながら帰ってきました。
このあとは、またトンネルを通って来た道を戻り
バス停を見つけてホテルに戻りました。
いい運動だった!
登るときのポイント
さて、この登山に持って行った/身に着けたものです。
・水
・甘いもの(アメやグミ)
・上着
・スマホ
・カメラ
・入山料
・スニーカー
女性でもパンツ系を履いたほうがいいです。
動きやすさ重視。
陽が昇ると暑いのですが、
それまでは肌寒いので上着があるといいです。
わたしは、ランニング用の薄手のジャンパーをもっていきました。
そして、ツアーと自力で行くならどちらがいいのか。
おそらくツアーは楽ですが、
自力で行くほうが自由度が高かったです。
ツアーには集合時間があるので、
あまりゆっくり過ごせないかもしれません。
帰りにダッシュで帰っている人がいました。
ただ自力で行く場合、
バス停から少し離れているので、
ツアー客より歩く量は多いです。
明け方には、発券所付近でタクシーが止まっていたので、
帰りはタクシーで帰るのもありです。
体力に自信があれば、自力で行くのもよいと思いました。
感想
登った感想は、思った以上に大変でした。
しかも、早起き早歩きなので、
余計に疲弊した気がします。
でも、行く価値ありです。
個人的に、ハワイ滞在中で一番楽しかったかもしれません。
頂上からみたご来光はほんとうにきれいでした。
そしてかなりコスパのよい観光になると思います。